これから猫を飼おうと思っている方、猫との生活を夢見て、わくわくしますよね!
しかし、猫を飼うと決めたけど、一体どこから猫を迎えたらいいの?愛猫の入手方法がわからない、こういう方もいるはずです。
この記事では、「猫を飼うならどこから迎えたらいいの?」という疑問にお答えします。
大切な家族になる猫の入手方法について、それぞれのチェックポイントも併せてまとめます。
猫を飼うならどこから迎えたらいいの?愛猫に出会える入手方法
どこから猫を迎えたらいいのか?それは、飼いたい猫によっても入手方法が異なります。
もちろん、費用面も様々です。
猫の入手方法①野良猫を拾う
家の庭に産み落とされていたり、いつの間にかベランダに住みついていた・・・など野良猫から飼い猫になるパターンが一番多いのです。
ただ、野良猫は元気そうに見えても、感染症にかかっていたり、病気をもっていたというケースもあるため、拾ったら必ず動物病院へ連れて行って検査をしてもらいます。
野良猫だと思ったら、実は飼われていた迷い猫だったというケースもあるので、獣医師さんにマイクロチップがはいっていないかなどもチェックしてもらいましょう。

病院では次のようなことをチェックしてもらいます。
- ウイルス、病気のチェック
- 健康診断
- 寄生虫のチェック・駆除
- 年齢の推定

こちらの動画は、釣り場でいじめられていた猫を引き取ったユーチューバーさんの動画。
猫が幸せになってくれて嬉しくなります!!
子猫を拾った場合
もし、産まれたばかりの子猫を拾った場合、ミルクと排泄の世話が必要になります。
まず、動物病院や保護猫の団体に相談をしてみてください。
獣医師さんが、ミルクのあげ方や排泄の方法を教えてくれます。
また、子猫は自力で体温を保つことができないため、毛布やペット用のアンカで体温を保てる環境を作ることも必要です。

先日も実家の物置から子猫の鳴き声がして動物病院に連れて行きましたよ。
猫の入手方法②猫を購入する
純血種を飼いたい場合は、ペットショップやブリーダーから購入することになります。
ペットショップで猫を購入する
ペットショップは、店舗数も多いので、一度にたくさんの純血種の猫に会える点がメリット。
購入したい猫の品種が決まっていなく、見てから決めたい方は一番いい購入場所と言えます。
猫と「目があった!」という理由、インスピレーションで選ぶ場合もありますが、衝動買いは禁物です。
猫も生き物ですので、実際に触れてみて健康面、相性、性格など確かめたうえで決めましょう。
何度かペットショップに足を運び、信頼できるスタッフさんを見つけて、多くの情報を得られるようにするといいでしょう。

ペットショップもたくさんありますが、猫に愛情のある信用できるお店を見極めましょう!
良いペットショップを見分けるには次の点に注意してみてください。
- 店内は清潔ですか?(ケージの中はきれいか、匂いなどきつくないかチェックしてください)
- 子猫をお客さんに何度も長く抱かせてはいないか?(子猫をたくさん抱かせてくれる店は一見親切そうですが、子猫に配慮できていないお店です。)
- スタッフの態度や言動はどうですか?(「この猫はお買い得ですよ」「この猫安くなっています」などといった猫に対する言動は注意!)
- 幼すぎる子猫を展示していませんか?(生後まもない犬・猫の展示や販売は動物愛護管理法で禁止されています)
ブリーダーから猫を直接購入する
ブリーダーが扱っている猫は純血種で血統書付きの猫です。
ブリーダーは、獣医師に紹介してもらったり、ネットやペット専門誌などで探すことができます。

ブリーダーさんを選ぶときの注意点はこちらです。
- 直接会う前に、電話でブリーダーさんの対応を確認しましょう
- 見学を断るブリーダーが避ける
- 子猫を見せてもらうときには、母猫や兄弟も一緒に見せてもらいましょう
- 飼育環境は清潔か、ワクチン接種など健康管理ができているか確認しましょう
- 動物取扱業者の登録の確認
猫の入手方法③猫をもらう
猫の保護団体、愛護センターなどでは、猫の飼い主になってくれる方を探しています。
譲渡会にいって猫を譲ってもらう
動物愛護団体などで保護された動物を里親希望の方へ譲り渡す「譲渡会」という取り組みがあります。
猫の里親を募集する「譲渡会」ってどんなところ?実際に行ってみた
(アクサダイレクトHPより引用)
譲渡会に行き、気になる猫がいたら、その後トライアル期間が設けられ自宅で試してみることができます。
猫と飼い主の相性を見たり、猫の様子、変化を見たりする期間です。
本当に、きちんと最後まで一緒に生活できるのか見極める大切な期間です。

私は、いつも譲渡会を利用し、猫を譲渡会で譲ってもらっています。
一緒に暮らすのを待っている猫は本当にたくさんいます。
どうか、こういう命が救われるようにしてもらえると個人的にすごくうれしいです!
各地域で行われている猫の譲渡会はこちらを参考に調べてみてください。
知り合いから猫を譲ってもらう
知り合いから猫をもらえそうであれば譲ってもらいましょう。
しかし、何点か注意点があります。
もらう時期・・・生後2か月をすぎてからにしましょう。
生後すぐに母親から子猫をはなしてしまうと免疫力が弱かったり、母親から学ぶことを習得できていない可能性があります。離乳が進んでからの2か月すぎてから譲ってもらうのが理想です。
環境の確認・・・トイレのしつけや食事内容、ワクチンや去勢の有無など確認をしましょう。
保健所から猫を譲ってもらう
地域によって呼び方は違いますが、保健所には「動物愛護センター」「動物管理センター」などがあります。
飼い主が見つからない猫がたくさんいますので、一度地域の保健所に問い合わせをしてみてください。
獣医さんから猫を譲ってもらう
近所に動物病院があれば、訪ねてみたり、一言「猫を飼いたい」と伝えておくといいでしょう。
動物病院から譲ってもらえば、育て方のアドバイスももらいやすく、その後もかかりつけ医として安心して猫を育てることができます。
インターネットで猫の里親を検索
ネットで「猫の里親」で検索すると、さまざまなサイトが出てきます。
譲ってもらえる場合は、生育環境をしっかり確認しましょう。
里親募集をしている団体の中では、身分証明を求められるところがあります。
また、地域限定のフリーペーパーや、地元のスーパーなどに里親募集の張り紙がしてあることもあります。
元気な猫の選び方
猫を選ぶときに、まず迷うのが、オス猫にしようか、メス猫にしようかという点です。
一般的には、オス猫は人懐っこくて甘えん坊、メス猫は温厚で手がかからないといわれていますが、オスメス関わらず、相性がいい猫を選ぶようにしましょう。

猫それぞれで違いますが、一般的に言われている元気な猫のチェックポイントは以下の通りです。
体・・・見た目より抱いたときに固太りで重たく感じる猫は元気な証拠
毛並み・・・ツヤと毛並みが良い
腹部・・・たるみがなく引き締まっていると良い
(細いわりにお腹が出ている場合や触るとひどく嫌がる場合はトラブルがある場合も)
手足・・・ふと目でがっちりしていると良い
目・・・涙目、充血、白い膜がなく、生き生き輝いている目だと良い
鼻・・・起きて活動しているときは、鼻の頭が湿っている
(くしゃみ、鼻水は風邪をひいている恐れがある)
口・・・舌がざらざらしており歯肉はピンク色で引き締まっていると良い
耳・・・耳の中がきれいだと良い
お尻・・・肛門がきれいで引き締まっていると良い

もちろん、障害や病気を持っていても元気に暮らしている猫もいます。
そういった猫と縁があり、家族として大切に暮らしている方もいます。
その子それぞれの個性として、愛情を注いであげましょう。
猫を飼うならどこから迎えたらいいの?入手方法まとめ
家族となる猫との出会い方はいろいろあります。
出会いから、全てがその子とのかけがえのない思い出になります。
私自身も、以前の猫と初めて出会った日、今の猫との初めて会った日、トライアルなど、今でもよく思い出します。
自分に合った方法で、素敵な家族と出会ってくださいね。
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