
猫島「青島」には宿泊できるの?ホテルはあるの?
こんな疑問にお答えします。
青島は、愛媛県大洲市のにある離島。
島民3世帯6人に対して猫が200匹超もいる猫好きなら一度は行ってみたいと思う島ではないでしょうか。
しかし、全国に猫島と呼ばれている島はたくさんある中でも青島は行きづらい猫島と言われています。
猫に会いに青島へ行こう!となったら、重要なのが「宿泊施設選び」。
猫島「青島」には宿泊できるの?という疑問から、宿泊施設選びのコツを解説します。
猫島「青島」には宿泊できるの?ホテルは?
猫島「青島」には宿泊できるの?
猫島の青島には宿泊できる場所はありません。
ですので、青島へ行くには、定期船乗り場周辺や周辺市町の宿泊施設に泊まるしかありません。
しかし、青島へ行くには「定期船」に乗る必要があり、必ずしも青島へ行けるとは限らないのです。
猫島「青島」へ行くのが大変な理由
青島へ行くのが大変な理由に『定期船』があげられます。
「3度挑戦しても3度とも青島へ行く事ができなかった・・・」
「定期船に乗ることができなかった・・・」
このような方もいるほど「青島」へ行く事は最難関なのです。
青島へ行くためのポイントは『定期船あおしま』ともう一つ『運』と言っていいと思います。
定期便あおしまの定員人数
まず青島へ渡るには『定期船あおしま』に乗らなくてはいけません。
しかし、その定期船はの定員は34名。
もちろん、観光船ではないので、住民の方、地元の方が優先で乗ります。
上の写真にもあるように、定期船あおしまは一日2便しか出ていません。
8時長浜出発の朝便に乗ると、たいていの方は16時15分青島発の午後便で帰ってくるため、朝便に34人乗れば14時30分の午後便は誰も乗れません。
つまり、滞在時間は、8時間か、もしくは1時間。
34人しか乗れないため、早朝からたくさんの方が並びます。
ゴールデンウィーク、夏休み、冬休みなどの長期休みには、早朝3時や4時から並ぶ方もいるようで、5時に行っても乗れなかった方もいるようです。
私の場合は、5時過ぎに到着したにも関わらず5名の方が並んでいました。
こればかりは選んだ日にもよると思います。
というのも、私が青島に行った日は、前日までの天気予報では雨90%の日。

もしかしたら、雨予想を見て、青島へ行く日程をを変更したのかもしれません。
実際は、前日まで雨予想でしたが、なんと当日朝には雨がやみ、島では傘いらずだったのでとてもツイていましたね。
長期休み+晴天予想の日は、かなりの人が並びます。
こうなると、船に乗れない可能性も考えておかなくてはなりません。
今回の10連休中、快晴の日はこんな感じだったようです。
5月3日は天候が良く、波も穏やかで、船は青島を目指しました。
朝の便で、定員34人に達して、午後の便は乗客ゼロでした。
日本国中の愛猫家が青島を目指して、朝の6時頃には40人近くが桟橋で並んでいました。
34人は先着順です。https://t.co/tlKWahcxS6 pic.twitter.com/K83fyaFUXZ— 猫の島 青島 (@aoshima_cat) 2019年5月3日
天候というより波の高さで出航が決まる
私が青島に行く日は、雨上がり。この写真のように曇っていました・・・。
定期便あおしまは、雨でも出航しますが、波の高さによっては欠航になります。
晴れていても波が高ければ欠航。
雨でも波が高くなければ出航です。
地元の方の話によると、7時くらいに船長がやってきて、望遠鏡などを使って波の高さを確認し、その日出航するかどうかが決まるそうです。(基本1メートル以上だと欠航)
しかし、船長は何人か居て、人によってその判断も多少異なるようなので・・・やはり運としか言えないです。
青島へ行くための宿泊施設選び
定期便あおしまに乗るために早朝から並ぶのは必須ですが、最も重要になってくるのは、宿泊施設選びです。
定期便が出る場所の最寄り駅は、『伊予長浜駅』ですが、『楽天トラベル』や『じゃらん』などの予約サイトで見ても一つも宿が出てきません。
しかし、大洲市観光協会のホームページをみてみると、大手の予約サイトには載っていない宿いくつかあるのです。
私は、定期船乗り場に一番近い民宿『漁亭』を選んだので、朝は割と楽ができました。
松山駅付近などに宿泊する手もありましたが、始発でも、松山駅6時2分発、伊予長浜駅7時17分着なので、最速でも定期船乗り場に7時20分。
日にもよりますが、定員の32人に入るのは少し難しいかと思います。
猫島「青島」への宿泊は「民宿漁亭」がおすすめ
猫島「青島」へ行くための宿泊なら「民宿漁亭」がおすすめです。
「民宿漁亭」は、定期船乗り場から徒歩5、6分ほどの場所にあります。
とっても便利で快適でしたが、宿泊するにあたって、結構独特な点があったのでまとめておきます。
まず、予約は電話でさらりと完了(電話はよく転送されます)。
名前と電話番号、宿泊費を伝えるくらいで終了です。
通常ホテルの予約であるような、プランの説明は無し、キャンセル料などの説明も無し。
詳しい金額の説明もなかったので、少し不安でした。

本当に予約入ってるかな?と当日行くまでちょっと不安だったよ 笑!
実際は、ネットに出ている情報通り、4,500円素泊まりで、夕飯定食を付けるならプラス1,000円。
長期休みでも値段変更がなかったので、その点とても良心的だと思います。
これが、夕飯の1,000円の定食。(すいません、写真を撮り忘れて食べかけです・・・)
1,000円なのに、とっても豪華!
あとは飲み物も300円ほどでつけられました。
朝食を付けられるようですが、私はつけなかったのでちょっと内容不明です。
また、早朝出る場合は前日のうちに宿泊料金などすべて支払いを済ませておけば、特にだれかに声をかけることなく(もちろん見送りもないですよ)出発できます。
部屋の鍵だけ部屋に置いておけばOKという本当に気楽な感じです。
民宿は24時間玄関が空いているので、宿泊費さえ払えばいつでも出られます。

ただ一つ問題点がありました。
それは、同じ階に宿泊している人たちが、同じような出発時間で起床時間が重なってしまう場合。
漁亭には、トイレは男女区別なく2つ。
洗面台がお風呂場に一つ、すぐ横の廊下に一つあります。
ですので、どうしても他の方が使っている場合、洗面台やトイレが使えなくなってしまうのです。
また、私の場合は、寝起きのひどい顔&恥ずかしい服装でトイレに行き、別室の若い男性とバッタリ・・・で、ちょっと恥ずかしい思いをしました(笑)。
朝お風呂に誰かが入っていたり、ドライヤーを使うとなると、身支度はそれなりに時間がかかってしまうので、そのあたりも考慮が必要になります。
そうは言っても、青島に行くなら、猫たちに絶対会いたいなら、「民宿漁亭」に宿泊するのが一番!!
民宿の従業員の方も、みんなとってもいい方たちばかりですし、ご飯も美味しかったですし、金額も良心的なのも良かったです。
『民宿漁亭』
住所:愛媛県大洲市長浜甲623
電話:(0893)52-1471
猫島「青島」で食料を購入できる場所
青島には、飲み物も食べ物も売っている場所はありません。
そのため、自分たちの食料はしっかり用意して持っていくことになります、
伊予長浜駅付近には、ローソン、地元のスーパー『ショッパーズ長浜店』があります。
私は、19時ごろ地元のスーパー『ショッパーズ長浜店』へ行きましたがお惣菜など半額でした。
ついでに青島に持っていく飲み物やパンなどを購入してきました。
コンビニよりお手頃ですし20時まででしたらスーパーがおすすめですよ。
猫島「青島」の宿泊:まとめ
青島へ猫に会いに行くなら、「漁亭」に宿泊すれば近い分、定期船に乗れる確率はアップするのでおすすめです。
今回、ずっと行きたかった猫島「青島」に行けたわけですが、本当に行く事が出来て良かったです。
今回の記事だけではまだ書ききれてないので、別記事でアップしたいと思います。
「青島」に行く際の参考になると嬉しいなと思います。

青島の猫たちに会えて本当に幸せな時間が過ごせました。
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